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BOOKS:藤田紘一郎

カテゴリ:

2011-2-1(Tue)

先日、WHOの対談でお会いしました
寄生虫博士こと藤田先生著者の本を
何点が紹介します。

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「笑うカイチュウ」(講談社文庫)
外国に行ってはウンコをせっせと集める姿に笑い、
(500種類以上のウンコを持って帰る時も)

体内という制限された環境に生きるサナダ虫の適応変化に驚き、
(閉鎖された環境では子どもを新しい宿主へ到着させることが
困難なため生殖器官だけを異常に発達させて、
1日に20万個の卵を2年間にわたり毎日生み続けるそうです)

「人と寄生虫の関係は人間が考える以上に巧妙で、
一方の理論で相手をばっさり退治することの反作用が
いかに大きなものかも教えてくれる。」
という言葉に考えさせられました。

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「がんばれ精子」(宝島社)
東京スポーツ新聞に掲載された
世の男性を鼓舞する性応援コラム。
知らず知らずに性の知識もついてきます。
(バイアグラが直接海綿体の血管に作用するのに対し、
武田製薬が対抗品として作った「塩酸アポモルフィン」は
脳内で勃起の信号を送る働きをするドーパミンの分泌を促すそうです)
プラスあっちこっちに、ちりばめられた先生のダジャレも楽しめますよ。

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「寄生虫博士のおさらい生物学」(講談社+α文庫)
なぜなぜなぜ?
物事を掘り下げていくその姿勢にまず感服です。

「なぜ生物は原核生物と真核生物とに分かれて存在するのだろうか」
「菌界の生物はなぜ別扱いされているのだろうか」
「では細胞膜はどのようにして自分のほしいものだけをとり入れているのか」
「なぜ、ラン藻が陸に上がらず海の中で進化したのか」
「なぜ、カッコウは托卵の道を選んだのだろうか」

掘り下げれば掘り下げるほど新たな疑問が見えてくる。

自分の知らない所で、滞り無く行われている様々な動きは、
純粋にすごいなぁと思ってしまう。

物事を掘り下げていくその姿勢と共に
きめ細やかな細胞の働きにも感服です。


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杉原洲志 Shuji Sugihara
1976年生神奈川生まれ。
WHO編集長/アートディレクター

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