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石田徹也+原高史+海老原靖「Lifestyle Neo Japanesque」

カテゴリ:

2009-11-22(Sun)

石田徹也+原高史+海老原靖
Lifestyle Neo Japanesque
The Yi&C. and Y++/Wada Fine Arts
2009.11.14-12.13
Yi&C. Contemporary Art


台湾は台北にあるインテリアショップ「Yi&C. Contemporary Art」で行われた石田さん、原さんと海老原さんの3人による展示。台北の中心地に位置するYi&C.。1階には原さんのインスタレーション作品が展示。初めて見た原さんの立体は黒くてマットな質感を持ち、まるで現実と絵の間に存在し、二つをリンクする「影」のよう。地下1階は、部屋をイメージしたいくつかの空間に仕切られていて、そこに3人あわせて50点程の作品が展示されるというボリュームたっぷりの展示。ベッドやソファ越しに見る絵は、ものによってはホワイトキューブで見る時以上に空間にはまって見えたり、より空間がしまって見えたりと、いつもとはひと味違った見え方を楽しむことができました。中でもベッドの上に飾られた、寝そべるマリリン・モンローをモチーフにした海老原さんの作品は、すごくベッドルームにはまってました。そして、最後に行き着く一番奥まった部屋には、石田さんの作品が。まさに彼の奥まった部分を直に見ているようでした。

原さんと海老原さんに、今回の展示について聞いてみました。インテリアショップでの展示ということで、当初原さんは、展示にあまり乗り気ではなかったそう。でも実際に展示してみると、予想していたよりも作品と家具との相性もよく、作品の説明に対しての台湾人のリアクションも今までにないものがあってよかったとのこと。海老原さんにとっても、今までの作品を同時に見る事ができて、原さんや石田さんと同じ空間で展示することができて、今までとは違った形で社会とのつながりの場を持てたという。なるほどアトリエにこもって作品を作り続ける作家にとっては、展示の場が社会とのつながる唯一の場所と言ってもいいのかもしれない。だからこそ、その場では、見る人の反応であったり、自分の作品を客観的に見たり、作品を見る人以上に作家は毎回色々なことを感じているのでしょう。作品を通じて、社会とのつながりを持てることも美術の魅力のひとつだと感じました。(杉原)

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杉原洲志 Shuji Sugihara
1976年生神奈川生まれ。
WHO編集長/アートディレクター

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